当て逃げされたのに加害者側か不誠実でトラブルになった(体験談)

自分で車を運転するドライバーさんはしっかりとした責任を持っていなければなりません。
しかし中には当て逃げをしてしまうドライバーさんなどもいるため、被害者の方はとても悔しい思いをしなければなりません。
加害者の方を見つけることができても加害者の方がしっかりとした補償をしてくれず困ったというケースもたくさんあります。
万が一自分が当て逃げの被害者となってしまった時にはどのような対処が一番良いのかについて体験談を参考にすると良いでしょう。

当て逃げされてとても悔しい思いをしたけれど、加害者があまりにも不誠実なので泣き寝入りをするところだった

1年近く前の話になりますが一般道を走っていて当て逃げされたことがあります。
僕は直進道路を走っていたのですが、横から信号無視をして曲がってきた車が僕の車にぶつかり、そのまま止まるのかと思いきや走り去ってしまいました。
僕はミラーでナンバーを確認していたためすぐに警察を呼んで周辺を捜索してもらい、その後すぐにドライバーを見つけることができたのですが、加害者が保険に加入していなかったので、その場から立ち去ったということでした。

保険に加入していないと言う時点で嫌な予感はしていたのですが、予感は的中しその後の補償問題についてあまりにも不誠実でとても腹が立ちました。
お金が無いの一点張りでいつになったら支払えるのかといっても、わからないという返答しかありませんでした。
仕事に関しては就活中で、職場探しをしているので収入もなく、支払のめどが立たないという内容だったため、できるだけ早く仕事見つけて支払って貰えるように何度も交渉をしていました。
しかしある時、僕が仕事帰り車を走らせていると、パチンコ屋さんから加害者が出てくるのを目撃し、そこでさらに腹が立ち僕は弁護士に相談することを決意しました。

収入が無く被害者に対しての補償ができないと言っている人間がどうしてパチンコをして遊べるのか意味がわからず、本当に腹立だしく感じました。
全てを弁護士に相談し、弁護士さんから加害者の方に対して今後の支払についてどうするのかを細かく決めてくれるように話をしてもらいました。
事故が起きた当時は確かに仕事をしていなかったそうですが、それから1週間後アルバイトを見つけて収入を得ているということもわかり、その後の支払いについては月々数万円単位で支払をすることが決まりました。

加害者の方はまさか自分がパチンコ屋さんに出入りしているところを見られるとは思っていなかったようで、弁護士さんから話があったにもかかわらず、しばらくはとぼけているような状態でした。
それでも弁護士さんがしっかりとした書類を作ってくれて今後は連絡もなく支払いが滞るようなことがあればご両親や職場などにも連絡を入れることができると論してくれたので、それからは本人から少しずつ支払がありました。
今は支払もすべて終了し、僕自身の怒りなどもありませんが当て逃げをするドライバーさんというのは何かしら事情があり、その場から立ち去ってしまうのだろうと感じました。

しかしどんな事情があっても、やはり被害者としては腹が立つものですから、同じように車を運転するドライバーとしてしっかり責任をもってもらいたいと感じました。
あの時の僕が弁護士さんに相談しなければさらに大きなトラブルとなり、僕自身も怒りに任せて大きな喧嘩になっていたかもしれません。
専門家を頼ったことで冷静に話し合いが進んだように思います。

当て逃げは非常に悪質な交通事故のケースとして実際に保険に加入していなかった場合や、免停処分中や無免許などと言う加害者もいるようです。

誠実なドライバーさんであればその場で立ち止まり、すぐさま対処をするのですが、当て逃げの被害に遭った時にはやはり被害者としてすぐに警察を呼ぶことや加害者からの補償問題について円満な解決ができそうになければ弁護士に相談し専門的な立場から、加害者に対する話をしてもらうのが1番良いといえるでしょう。